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配達のコツ

【脱マック地蔵】Uber Eats 配達パートナーの待機場所の探し方(行動経済学からヒントを得る)

Uber Eats の配達パートナーにとって、配達リクエストを受けるための待機場所はとても重要です。

どこで待機をするかによって「リクエストの受けやすさ」が全く違ってきますので、1日の稼ぎを左右する死活問題といっても過言ではありません。

そうは言っても・・・

  • 結局マクドナルド最強だしな
  • ほかにどこで待機すればいいかわからない

なんて悩みや疑問はないでしょうか。

本記事では、マック地蔵を卒業するための「リクエストを受けやすい待機エリアの探し方」についてご紹介します。

本記事の要約まとめ

  • リクエストは、注文数と配達パートナーのバランスで決まる!
  • 配達パートナーが多くても、原則としては注文数が多いエリアで待機すべきである!
  • キャンペーン・時間帯・人気レストランなどの情報を活用することで、需給バランスが崩れたエリアを狙う

「配達リクエストの受けやすさ」は何によって決まるか?を理解する

いきなりですが、ここで問題です。

Q. 「配達リクエストの受けやすさ」は何によって決まるでしょうか?

A. 「注文の数と配達パートナーの数のバランス」によって決まります。

ですから、「注文数が多くても配達パートナーがそれ以上に多ければリクエストを受けにくい」、その逆に「注文数が少なくても配達パートナーがそれ以上に少なければリクエストを受けやすい」となります。

リクエストは、注文数と配達パートナーのバランスで決まる!

配達パートナーであれば常識ですが、この後で待機エリアを検討するための前提知識なので確認させてもらいました。

それでは次の問題に進みます。

駅周辺(繁華街)と僻地ではどちらで待機するのが有利か?

配達パートナーによっては、「待機人数が多い駅周辺よりも待機人数が少ない僻地の方が良い」と主張するひともいますが、これって本当でしょうか?

この問題について検討してみましょう。

Q. 「注文数・配達パートナーともに多い場所」と「注文数・配達パートナーともに少ない場所」では、どちらのエリアで待機するのが有利でしょうか?

A. 「注文数・配達パートナーともに多い場所で待つのが有利」になります。

多くの配達パートナーからすれば、感覚的には当たり前の答えだと思いますが、論理的に説明できるでしょうか。

行動経済学の「ホテリングの法則」で説明することができます。

「注文数・配達パートナーともに多い場所で待つのが有利」ということを「ホテリングの法則」で説明できる。

経済学の「ホテリングの法則」を理解する

上の答えは、経済学の「ホテリングの法則」によって説明することができます。

ホテリングの法則とは?

アメリカの経済学者・統計学者のハロルド・ホテリングが1929年に発表した論文の中で考察しているもので、

「同じ商圏で全く同じ品質の同じ価格の製品を販売する2つの商店は、最終的に近接した場所に出店する」という法則です。

ホテリングの法則を理解するために

例として下の画像のような「ビーチにアイスクリーム屋を開店する場合の立地」を考えてみましょう。

※ホテリングの法則について分かりやすく解説されているゲーム理論入門から図を引用してご説明します。

上のビーチには客が均等にいるとすると、もっとも集客が見込める場所はどこでしょうか?

答えは下の画像のように「ビーチのど真ん中」になります。なぜならビーチのすべての客からの平均距離が近い場所だからです。

それでは、お互い競合するライバルのアイスクリーム屋AとBが2つ開店する場合はどうなるでしょうか。

前提として、AとBはお互いに「相手よりも多く集客できる場所に出店したい」と考えているものとします。

とりあえず下の画像のような立地に開店すると考えます。このとき「アイスクリーム屋AとBは均等に客を取り合う」ことになります。

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ゲーム理論入門より引用

少しでも客を増やしたいAとBは、このまま落ち着くでしょうか?

答えはNOです。下の画像のように「アイスクリーム屋Bが左に移動すると、Bの方が客を多く取れる」ことになりますので均衡はくずれます。

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ゲーム理論入門より引用

しかし、当然ながらアイスクリーム屋Aも黙っていません。逆にAも右側に寄って集客できるエリアを増やそうとするでしょう。

お互いに少しでも多く集客しようとした結果どうなるかというと、アイスクリーム屋AとBは下の画像のように、「お互いエリアを半分ずつに分けるようにビーチの真ん中に隣接する」ことになります。

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ゲーム理論入門より引用

これが「ホテリングの法則」です。コンビニの出店場所が近いところに集まることもこの法則で説明できます。

配達パートナーの待機エリアに置き換えて考える

上でご説明したアイスクリーム屋を配達パートナーに置き換えて考えてみましょう。

ありえないことですが、たとえば、配達パートナーが1人しか居ない場合の待機エリアはどこがベストでしょうか。

答えは、Uber Eats の注文が多いエリアの中心部になります。具体的にいえばマクドナルド周辺になることが多いですね。

配達パートナーが2人以上になった場合はどうかというと、やはりベストな待機場所は変わらずエリアの真ん中ということになります。

ツマラナイ答えですが、「配達パートナーが少ない僻地で待機することが不利である」ことが、ホテリングの法則によって感覚的ではなく論理的に理解出来たと思います。

配達パートナーが多くても、原則としては注文数が多いエリアで待機すべきである!

どうやって有利な待機エリアを選ぶか?

ホテリングの法則により、配達パートナーが待機するべきエリアは、原則としては注文数が多いエリアということになります。

ですから、マクドナルド前で待機している「マック地蔵」たちは論理的には正しい戦略であるといえます。しかし、今の状況はさすがにマック地蔵が多すぎて「注文数以上にマクドナルド前に配達パートナーが集まりすぎている」のが実態です。

ホテリングの法則を理解した上で、あえて原則を外したエリア(マック前意外)で待機することも検討できます。ポイントは「注文と配達パートナーの需給バランスが崩れるところを探す」ことになります。

それでは何をもとに待機エリアを決めるかということになります。

待機エリアの決めかた3選
  1. キャンペーン情報を活用する
  2. レストランマップを活用する
  3. Uber Eats の注文アプリを活用する

待機エリアの決めかた3つについて、順番にご説明します。

待機エリアの決めかた① キャンペーン情報を活用する

キャンペーン情報を参考にして、待機エリアを決めましょう。

基本的にはマクドナルドが最強ですが、配送料無料キャンペーンなどを開催しているレストランは、やはり注文数が明らかに増えます。

マック地蔵の中には、キャンペーン情報を確認していない・キャンペーンを無視してでもマックにこだわる配達パートナーがいるはずです。

ですから、キャンペーンの開催によって「注文数と配達パートナーのバランス」が崩れることがありますので、あえてマックを外したエリアで待機するのもひとつの手です。

待機エリアの決め方② レストランマップを活用する

Uber Eats加盟店マップを活用して、マクドナルドに匹敵するような待機エリアを探しましょう。

>>Uber Eats加盟店マップ

加盟店マップでは、自分の待機エリアで時間帯ごとの開店/閉店時間の情報などもわかるので、時間帯によって注文が多そうなエリアを狙って攻めることができます。

マクドナルドは1日を通して注文が多いですが、時間帯によってはカフェや丼などの注文数が増えて健闘することもあります。たとえば、朝はカフェ、夜は丼系チェーンといったように狙ってみてはどうでしょうか。

▶レストランマップの使い方はこちら

Uber Eats の注文アプリを活用する

Uber Eats の注文アプリでは色々な情報が確認できますが、ここでは「最も人気の料理」機能を活用しましょう。人気のあるレストラン順で並び替える機能です。

「人気のあるレストラン」が自分が考えていたものと違うことがありますので、とても参考になります。手順について簡単に解説します。

手順① 待機エリアの候補地でUber Eats の注文アプリを起動

手順② 検索窓の横のアイコンをタップして並べ替え条件を設定する

並べ替えの条件を「最も人気の料理」にして保存します。

手順③ 人気のあるレストランを確認する

下の画像のように、人気のレストラン順に店舗が表示されます。今回試したところでは、1位はマクドナルドでしたが、2位はどんぶり専門店がでてきました。

ちなみに、3位はバナバジュース屋さんでした。タピオカの次はバナジューがくるといわれてますからね。

以上のように、キャンペーン・時間帯・人気レストランなどの情報を活用することで、注文数と配達パートナーのバランスが崩れるタイミングを狙うことができます。

これであなたもマック地蔵を卒業です。

キャンペーン・時間帯・人気レストランなどの情報を活用することで、需給バランスが崩れたエリアを狙う

まとめ

本記事では、「配達パートナーの待機エリアの選び方」についてご紹介しました。

最近はマック地蔵による迷惑行為をニュースで見かける機会も多くなり、配達パートナーとしては残念な気持ちもあります。

マック地蔵もほどほどに、レベルアップを目指して待機エリアを工夫してみてはいかがでしょうか。

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