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Uber Eatsで配達

【配達パートナー向け】2019年8月改定_ブースト倍率に騙されていませんか?ブーストを正しく理解しよう

Uber Eatsの配達パートナーにとってはお馴染みのインセンティブである「ブースト」。

実は「ブースト倍率が1.2倍」なら「配送料も1.2倍」と考えていないでしょうか?

実は「ブースト倍率」と「実際の配送料の倍率(実質倍率)」は、計算してみると少し違うことがわかります。

本記事では、ブースト倍率と実際の配送料の関係性についてご説明します。

新人配達パートナーからベテラン配達パートナーまで、ご興味のある方はぜひご覧ください。

この記事でわかること
  • ブースト倍率と実際の配送料倍率(実質倍率)の違いがわかる

配達アプリでのブースト倍率の確認の仕方

配達パートナーならお馴染みですが、ブースト倍率の確認の仕方についておさらいです。

下図の赤枠の例では「1.3x」というのがブースト倍率ですね。

ブースト倍率を加味した配送料の計算方法

配送料の計算方法に興味がない方は、読み飛ばしていただいて構いません。

配送料の計算式は、配達パートナーガイドに記載があります。

ブースト報酬を加味した場合の配送料の計算式は、以下のようになります。

2019年8月現在では、手数料率は以下のようになっています。

【手数料率】

  • 東京・千葉・埼玉エリア:35%
  • その他のエリア    :10%

「ブースト倍率」と「実際の配送料の倍率(実質倍率)」は少し違う

上で計算したように、1件の配送料は下のようにシンプルな式になることがわかりました。

配送料の計算式

配送料 = 基本料金 x (ブースト倍率 – 手数料率)

手数料率:東京・千葉・埼玉は35%、その他は10%

ここで注意してほしいのは、手数料の率がエリアによって違うという点です。

手数料率の違いが、実際の配送料の違いとして現れてきますので具体的な例で確認してみましょう。

東京・千葉・埼玉エリアの場合

まずは、東京・千葉・埼玉エリアから見てみましょう。

配達距離が2kmの場合を例として、1件当たりの配送料金がどのように変わるか見てみましょう。

実質倍率は、ブースト倍率が1.0倍のときの配送料(500.5円)の何倍になるかを表しています。

ブースト倍率配送料(円)
配達距離が2㎞の場合
実質倍率
(ブースト1.0 の何倍か)
1.0 500.51.00
1.1577.51.15
1.2 654.51.31

ブーストが1.2倍の場合を例にとると、実際に受け取る配送料は1.2倍になるのではなく、1.31倍になることがわかります。

つまり、ブースト1.2倍のときは、見た目の倍率と実際の配送料の間には、約10%の違いがあります。

10%というとわずかな違いだと思われるかもしれませんが、配達で10%余分に報酬を得られるようになるには、かなりの経験と努力が必要になりますので大きいです。

 ブースト倍率 ≠ 実際の配送料の倍率(実質倍率)

神奈川エリアの場合

次は神奈川エリアの場合で考えてみたいと思います。

配達距離が2kmの場合を例として、1件当たりの配送料金がどのように変わるか見てみましょう。

実質倍率は、ブースト倍率が1.0倍のときの配送料(441円)の何倍になるかを表しています。

ブースト倍率配送料(円) 実質倍率
(
ブースト1.0 の何倍か)
1.0 4411.00
1.1 4901.11
1.2 5391.22

ブーストが1.2倍の場合を例にとると、実際に受け取る配送料は1.2倍になるのではなく、1.22倍になることがわかります。

つまり、ブースト1.2倍のときは、見た目の倍率と実際の配送料の間には、約1.6%の違いがあります。

東京・千葉・埼玉エリアの場合が10%くらいだったことを考えると、その他のエリアでは見た目の倍率と実際の配送料の倍率はだいたい同じと言えます。

 ブースト倍率 ≒ 実際の配送料の倍率(実質倍率)

愛知・大阪・京都・兵庫・福岡エリアの場合

愛知・大阪・京都・兵庫・福岡エリアも計算してみます。

配達距離が2kmの場合を例として、1件当たりの配送料金がどのように変わるか見てみましょう。

実質倍率は、ブースト倍率が1.0倍のときの配送料(396円)の何倍になるかを表しています。

ブースト倍率報酬(円)実質倍率
(
ブースト1.0 の何倍か)
1.0 3961.00
1.1 4401.11
1.2 4841.22

結果は神奈川エリアと同じで、ブースト倍率と実際の配送料の倍率には、ほとんど違いはありません。

ブースト倍率 ≒ 実際の配送料の倍率(実質倍率)

まとめ

本記事では、ブースト倍率と実際の配送料の倍率(実質倍率)を比較してみました。

その結果として、見た目のブースト倍率と実際の配送料の倍率に違いがあることがわかりました。

この違いがあることを知っているのと知らないのとでは、配達を効率的に行ううえで戦略が変わってくるかもしれません。

配達パートナーのみなさまのお役に立てていただければ幸いです。

  • 東京・千葉・埼玉:「ブースト倍率≠配送料の実効倍率」
  • それ以外のエリア:「ブースト倍率≒配送料の実効倍率」
  • この差を知る人と知らない人では戦略が変わる可能性がある
  • この僅かな情報・戦略の差の積み重ねが大きな結果の差になる