Uber Eatsは2019年から、全国のエリアで現金での支払いが可能になりました。
注文者からみると選択肢が増えて便利になりましたが、配達パートナーとしては・・・
- 「釣り銭の用意がめんどくさい」
- 「現金のやり取りをしたくない」
という思いが先に立って、まだやったことがない人も多いのではないでしょうか。
しかし、現金配達は配達パートナーにとって大きなメリットがありますので、少しでも多く報酬を稼ぎたいのであれば、やった方が良いです。
本記事では、現金配達をはじめる方法とメリット・デメリットについてご説明します。
本記事で解決できるお悩み
- 現金配達の仕組みが知りたい
- メリット・デメリットが知りたい
タップできる目次
Uber Eatsの現金配達の仕組み
配達パートナーは、配達用のスマホアプリを操作することで、現金払い案件を受けるかどうかを設定できます。※受けないこともできます
現金払いの配達をする場合、料理と引き換えに、注文者から料理の代金と配送料を現金で受け取ります。
料理の代金が含まれているので、配達パートナーとしての配達報酬を超える現金を受け取ることになります。
つまり、受け取るべき配達報酬より多くの現金を受け取った場合、Uber Eatsは配達パートナーのクレジットカードから超過分を引き落とすことで帳尻を合わせます。
分かりにくいので、具体的な例でご説明します。
現金払い案件で配達報酬以上の現金を受け取る例
現金払いの案件を1件、以下の条件で受けたとします。
- 料理代金+配送料:3000円
- 配達報酬 :500円
配達報酬が500円の配達なのに、注文者から現金3000円を受取ります。
3000円 - 500円 = 2500円
従って、2500円余分に受け取ったことになります。
もちろん、Uber Eatsは現金払いの注文ばかりではないので、実際には何件も配達をした合計金額を合算して、以下のように計算します。
(受け取り現金総額)-(配達報酬の総額)=(クレカ決済金額)※1
※1 受け取り現金の方が多い場合のみクレカで決済
上のように、受け取った現金の方が、配達報酬よりも多い場合は、差額をクレジットカードで決済して帳尻を合わせるという仕組みです。
配達報酬よりも多く受け取ったら、クレジットカード決済っで帳尻を合わせるんだね!!
現金配達を始めるための準備
現金配達を始めるには準備が必要!こちらの3ステップでOKです。
- 釣り銭とコインケース・マネークリップなどを用意する
- 配達アプリにクレジットカードを登録する
- アプリで現金払いを受け付ける
① 釣り銭とコインケース・マネークリップなどを用意する
現金配達をするなら、最低でもコインケース、できればマネークリップなどの札入れも用意しましょう。
アマゾンでも100均ショップで購入してもOKです。
グッズを用意したら、釣り銭も必要です。
おすすめグッズや用意する硬貨の枚数については、こちらの記事で詳しく書いているのでお読みください。
② 配達アプリにクレジットカードを登録する
クレジットカードの登録は、配達アプリで以下のようにおこないます。
- アプリ起動後の左上メニューの「アカウント」をタップ
- 「お支払い」をタップ
- 「Uberへのお支払い」をタップ
- 「支払い方法を追加」で登録
と進みます。
すでにクレジットカードが登録されていればOKですが、未登録なら「支払い方法を追加」からクレジットカードの追加ができます。
アプリ起動後の左上メニューの「アカウント」をタップ


「お支払い」をタップ


「Uberへのお支払い」をタップ


「支払い方法を追加」をタップ


以上で、クレジットカードの登録は完了です。
③ アプリで現金払いを受け付ける
現金払いの受付は、配達アプリで以下のように設定します。
- アプリ起動後の右下のメニューをタップ
- 画面右下のアイコンをタップ
- 「現金払いを受け付ける」をオンにして保存
手順はかんたんですが、分からない場合は下の画面を参考にしてください。
アプリ起動後の右下のメニューをタップ


画面右下のアイコンをタップ


「現金払いを受け付ける」をオンにして保存


現金配達の場合、アプリ画面はどんな感じ?
配達リクエストを受けて料理をピックアップすると、下の画面のようにアプリ上に緑色の現金アイコンが表示されます。
料理をピックアップするまでは、現金払いかどうかは分からないようになっています。
配達先に到着してから、画面下の緑色の「現金を受け取る」をタップすると、注文者から受け取るべき金額が表示されます。


現金配達を受け付けるメリット・デメリット
現金配達を受け付けるメリットとデメリットについてご説明します。
先にデメリットからご説明します。
現金配達のデメリット(対策は可能)
釣り銭の用意と受け渡しが面倒
釣り銭を用意したり、注文者との小銭の受け渡しをするのは、確かに面倒です。
それでも、少しやればすぐに慣れてしまうのが実際のところです。
学生のころにコンビニやファミレスでバイトをやったときを思い出してください。
何も考えなくてもできるようになります。
小銭が重い
受け渡しの手間は慣れますが、小銭の重さには慣れませんね。(>_<)
対策としては、ウェストポーチを使うと良いです。
大工さんを見ればわかりますが、重そうな道具はぜんぶ腰回りにつけてますよね。
ウェストポーチに入れると、安定して揺れにくいので楽になります。
バッグを盗まれるケースが増えているようなので、くれぐれも釣り銭を入れっぱなしでバッグを放置しないように気をつけましょう。
現金配達のメリット(デメリットを上回る)
配達リクエストが増える
もちろん、現金配達を受け付けるとリクエストが増えます。
Uber Eats運営からのメールでは、30%くらい増加が見込めるようです。
現金での配達を受け付けている配達パートナー様の中には、場所や時間によって、配達リクエストと収入が最大30%増加する方もいらっしゃいます。
出典:Uber Eatsメール
わたしの実感としても、だいたい同じくらいです。
特にオフピークの時に待機時間が減るイメージです。
現金が早めに手に入る
料理の代金を注文者から受け取るので、配達報酬より多くの現金を早めに受け取れます。
急ぎの支払いがあるときには嬉しいですが、あくまで前借りなので、お金をつかいすぎないようにしましょう。
チップがもらえる(ことがある)
たとえば、注文の代金が3895円だった場合に、4000円の支払いを受けてお釣りをチップとしていただけることがあります。
配達アプリにもチップ機能が早く欲しいですね。
クレジットカードのポイント還元で2%お得
年会費が無料のクレジットカードでは、ポイント還元率は良くても1%になりますが、「Kyash」というプリペイドカードを連携させるだけで+1%になります。
つまり、クレジットカードの1%ポイント還元に加えて、Kyashで1%のキャッシュバックで、合計2%になります。
Kyashは通常のVISAクレジットカードと同じように使えるので、まったく怪しいものではありませんし、普段の生活費などにも使えば、全部2%還元になります。
個人的には、これがいちばん嬉しい。
詳しくは、こちらの記事をお読みください。
現金配達の上手な使い方
現金配達のオン・オフを切り替えてうまく使うという手もあります。
クエストであと1件ほしいときにオンにする
クエスト中など、あと1件すぐにほしいときに現金配達を受け付けることで、目標の件数を達成できる可能性が高まります。
オフピークのリクエストが渋いときにオンにする
現金配達を受け付けると、オフピークでもリクエストが多くなります。
逆にいえば、普段は現金配達をオンにしておいて、ピーク時間は現金配達でなくてもリクエストが来るのでオフにしておく、という方法もあります。
雨の日はオフにする
雨の日はいろいろ気をつかうことが多いので、現金配達をオフにして負担を減らすという選択もアリです。
僕はクレジットカードの2%還元のために、全力でオンだけどね!
現金配達の良くある質問
現金配達に関する、良くある質問を掲載しました。
Q. 現金配達を断ることはできますか?
現金払いの配達は任意です。
配達アプリでクレジットカード情報を登録した場合のみ、現金配達ができます。
カードの登録から2営業日で、現金配達のオン・オフボタンがアプリで表示されます。
Q. カード情報を登録した後、現金配達リクエストを一時的に止めることはできますか?
現金配達は、アプリでオンとオフを切り替えることができます。
例えば、お釣りがなくなりそうな時に、現金配達をオフにすることができます。
Q. 現金配達は注文者にとってどのようなメリットがありますか?
支払いオプションが増えることで、クレジットカードの登録をためらう方にもUber Eatsを利用してもらいやすくなります。
Q. 配達パートナーの収入への影響を教えてください
現金配達を受け付けている配達パートナーの中には、場所や時間によって、配達リクエストと収入が最大30%増加するひともいます。
Q.注文者が現金を持っていなかった場合は、どうすればいいですか?
注文者にそのまま商品を渡し、料金が表示された緑色画面の右下にある「詳細はこちら >」をタップし、出てきた画面のヘルプをご覧ください。
「乗客が料金を支払わなかった」または「乗客が料金の一部を支払わなかった」をタップ、画面の指示に従います。
Q.お釣りが足りない場合は、どうすればいいですか?
もしお釣りが足りない場合は、両替のためその場を離れる前に商品を注文者に渡します。
まとめ
本記事では、現金配達の始め方とメリット・デメリットについてご説明しました。
確かにデメリットもありますが、デメリットを上回るメリットがあると実感しています。
二の足を踏んでいる配達パートナーは、この機会に現金配達を始めてみてはいかがでしょうか。
- 現金配達は、面倒だがすぐに慣れる
- クレジットカードで支払うと2%もお得
- 注文リクエストも確実に増える
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