Uber Eats と配達パートナーの関係は業務委託契約なので、配達パートナーは個人事業主となります。
従って、配達パートナーが配達で得た報酬は、サラリーマンの給料のように税金を源泉徴収されていないので、確定申告をする必要があります。
でも、いざ確定申告直前になって経費をまとめても、うっかり忘れてしまって申告漏れしてしまうかもしれません。
本記事では、本ブログ管理人の毎年の確定申告の経験をもとに、確定申告で経費の計上を漏らさないコツについてご説明します。
「これだけは最低限やっておこう」っていうことを、本記事で説明します!!
※本記事の内容は、あくまで参考例となります。実際の確定申告の際には税理士に相談するか、各位ご判断のうえで申告してください。
本記事で解決できるお悩み
- 経費として漏らさないコツが知りたい
- 領収書をなくしたときの対処が知りたい
経費の計上漏れがないように普段やるべきコツ
普段から帳簿をつけておけばよいのですが、面倒なのでついついサボりがちです。
もし普段から帳簿をつけていないと、確定申告の間際になって1年前の経費を思いださなければならず、本来なら経費として計上できるはずのものが漏れてしまうかもしれません。
経費の計上が漏れてしまうと、税金を余計に支払うことになりますので、何としても避けたいところです。
普段の手間をなるべくかけずに、経費の計上漏れをなくすにはどうすれば良いか、簡単な方法をご説明します。
まずは、経費を2種類に区別して対処しましょう。
定期的に発生する費用・・・確定申告の直前にまとめて計算(してもよい)
不定期に発生する費用・・・領収書を箱などに入れておく
経費として忘れてしまいがちなのは、不定期に発生する費用の方です。
領収書を入れる専用の箱を用意しておいて、費用が発生したその日に領収書を箱に入れておきましょう。
こうするだけで、確定申告のときに経費の計上漏れが格段に減るはずです。
普段から最低限これだけでも、やっておくことをおすすめします。
領収書がないと経費にできない?
領収書やレシートを無くしたからといって、経費にするのをあきらめていないでしょうか。
領収書がない場合は経費にできないかというと、そんなことはありません。
税務署のチェックがあったときなどに、用途を簡潔に説明できるような書類を残しておけば、領収書がなくても問題ないというのが一般的な考えです。
以下に、領収書がない場合の対処の例を挙げておきます。
- 電車賃 ・・エクセルに日付・用途・金額をまとめておく
- レシート紛失・・出金伝票を自分で発行して保管しておく
- ネット通販 ・・出金伝票を自分で発行して保管しておく
特にネット通販のようにレシートがないものは、時間が経つと忘れやすいです。
クレジットカードの履歴に残るので、本来は出金伝票は不要かもしれませんが、私は出金伝票をメモ代わりに発行しています。
【出金伝票の書き方】
伝票を発行するときは以下の事項を書いて、まとめて保管しましょう。
- 日付 :いつ?
- 支払先:だれに?
- 用途 :なにに?
- 金額 :いくら?
伝票は100円ショップで売っています。

次はもう一歩踏み込んで、毎月まとめてやっておいた方が良いことをご説明します。
確定申告に向けて、毎月1回まとめて帳簿に記帳する
経費を「いつ」、「だれに」、「いくら」支払ったかという情報をキチンと帳簿に記帳しましょう。
確定申告の時になって、1年分をまとめて記帳しようとすると大変なので、記帳は毎月の月末に1ヵ月分まとめてやっておくと良いです。
なぜなら、特に初めての確定申告の際には、記帳するときに分からないことが沢山でてくるからです。
記帳や会計処理に関する疑問が、確定申告の直前に噴出すると、嫌になってしまうからです。
一方で、毎月1回まとめて記帳をする場合は、分からないことを調べたり、会計ソフトのサポートに問い合わせる余裕がありますので安心です。
記帳と確定申告は、会計ソフトを使う
記帳するときは、会計ソフトを使うことをおすすめします。
会計ソフトを使えば、簿記や会計の知識があなりなくても記帳ができますし、入力したデータをもとに、ほぼ自動的に申告書類を作成することができます。
おすすめの会計ソフトとしては、以下の3種類を挙げましたので、参考にしていただければ幸いです。
自分にあった会計ソフトを選びましょう。
■白色申告なら「やよい」がおすすめ
■青色申告なら3つともおすすめ
- やよいの青色申告オンライン(初年度無料プランあり)
- freee(フリー)(1か月無料)
- マネーフォワード(年間50仕訳までなら無料プランあり)
▼会計ソフトの選び方については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
本記事では、確定申告をするときの経費漏れしないためのコツを中心にご説明しました。
ただでさえ面倒な確定申告ですが、普段から経費が整理されていないとさらに面倒になってしまいます。
経費の計上漏れがないようにするためにも、領収書の整理だけでも普段からやっておくことをおススメしますという記事でした。
まとめ
- 経費は、定期的な費用と不定期な費用で分類しておく
- 不定期な費用は、発生したタイミングで領収書を分けて箱に入れておく
- 領収書がない場合は、出金伝票を書いて代わりに箱に入れておく
- ネット通販で購入したものは忘れやすいのでメモ代わりに伝票を使う
▼経費にできる便利なアイテムを使って、配達を効率化するにはコチラの記事をご覧ください。