Uber Eats を始めとしたフードデリバリーの配達業務では、配達用アプリを使って、料理の受け取りや受け渡しをしますよね。
業務に必須ともいえる配達アプリですが、住所の不備やアプリのバグのせいで配達先がわからなかったり、うまくベストなルートでナビをしてくれないといった悩みはありませんか?
配達アプリの機能不足を補ってくれるアプリを使うことで、問題を解決したり、配達を効率化することができます。
本記事では、フードデリバリーの配達パートナーにおすすめの神アプリをご紹介します。
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【最重要】トラブルが解決できるマップアプリ・地図アプリ
なぜ、配達アプリで目的地が正しく表示されないのか?
なぜ、配達アプリは地図に関するトラブルが多いのか?
マップ関連のトラブルは【精度が低い】ことが原因
じつはマップに関するトラブルのおおくは、情報の精度が低いことが原因で起こります。
マップアプリが正しい地図情報を持っていないので、ピンの位置がずれたり表示できないのです。
そういったマップのトラブルは、情報の精度が高いマップアプリでしか解決できません。
マップによる違いを理解して、状況に応じて使い分けることを覚えましょう。
グーグルマップ・ヤフーマップ・ドコモ地図ナビの特徴と使い分け
ここでは、グーグルマップ・ヤフーマップ・ドコモ地図ナビの3つについて特徴を説明します。
▼この表は右にスライドできます
地図の精度 | 情報の多さ | 無料・有料 | Uber Driver連携 | |
グーグルマップ | × | × | 無料 | 〇 |
ヤフーマップ | 〇 | 〇 | 無料 | × |
ドコモ地図ナビ | 〇 | ◎ | 有料 ※ | × |
左から順に、グーグルマップ、ヤフーマップ、ドコモ地図ナビ。


グーグルマップ
配達アプリ(Uber Driver)と同じで、地図の精度が低いです。
Uber Driverアプリと連携できるというメリットがあるので、トラブル解決ではなくルート表示をするなど、補助アプリとして使うのがよいでしょう。
ヤフーマップ
配達のプロが使っているゼンリン地図の情報を採用しているので、地図の精度は日本最強レベルです。
配達アプリやグーグルマップで表示できない以下のようなものも、マップで確認できます。
- マンションやアパートの名前(ほぼ100%)
- 住宅地の細かい路地
- 建物ごとの番地
とても使いやすいので、マップ関連のトラブルが起きたらまずこれを使います。
ドコモ地図ナビ
ヤフーマップと同じように、地図データにゼンリン地図を採用しています。
ヤフーマップと違うのは、戸建ての住人の苗字までがマップで確認できることです。
有料アプリですが、戸建ての住人の苗字などがわかるモードは月に10回まで無償で利用できます。
マップ関連のトラブルで、戸建ての住人の苗字が知りたいときにのみ利用すれば無料の範囲で活用できます。
▼ドコモ地図ナビの使い方はこちら
【最重要】配達に役立つ情報が収集できるアプリ
配達パートナーとして売り上げアップするためには、情報の収集と活用が大切です。
情報収集ツールの特徴と使い分けを覚えて、配達に役立てましょう。
情報収集ができるツール(Twitter・LINEグループ・注文アプリ・メール・ブログ・YouTube・電子書籍)
情報収集ができるアプリはたくさんあります。
- 注文アプリ
- 公式メール
- ブログ
- YouTube
- 電子書籍
代表的なものを挙げましたが、ほかにもあるでしょう。
重要なことは、たくさん情報を集めることではなくて、これらをうまく使い分けることです。
各ツールの特徴と使い分け
それぞれのツールについて比較してみましょう。
▼この表は右にスライドできます
情報の鮮度 | 客観的・主観的 | 網羅性 | |
リアルタイム | 主観的 | なし | |
注文アプリ | リアルタイム | 客観的 | なし |
公式メール | 遅い | 客観的 | なし |
ブログ | 遅い | 主観的 | ややあり |
YouTube | 遅い | 主観的 | なし |
電子書籍 | 遅い | 客観的・主観的 | あり |
なんといってもリアルタイムな、生の1次情報が得られるのが特徴です。
自分が配達しているエリアの配達パートナーをフォローしておけば、以下のような配達に役立つ情報が得られます。
- その日のリクエストの多さがわかる
- 待ち時間が長いレストランがどこかがわかる
- 入館が面倒なタワマンの対応方法がわかる
- 配達アプリのバグへの対応方法がわかる
- バイクの駐車場所や駅ビルへの入館方法がわかる


ひとつ注意点があるとすれば、主観的な個人の意見が多いので、その情報が正しいかどうかは自分で判断が必要になるということです。
また、リアルタイムな情報ほど時間が経つと役に立たなくなるので、情報の鮮度を意識して活用しましょう。
まだツイッターを使っていないひとは、インストールは必須ですね。
注文アプリ
Uber Eatsなどの注文からは、以下のようなことがわかります。
- その日のキャンペーン情報
- エリアの人気のレストラン
- サービスの稼働状況
こういた情報は、配達当日の待機する場所や立ち回りに取り入れることで、売り上げアップにつなげることができます。
また、天候が悪くてサービスが停止している場合は、以下のように画面に表示されるので、サービスの状況を確認することができます。
公式メール
公式メールは見逃さないようにチェックしましょう。
配達報酬の計算方法の改訂など、配達パートナーにとって重要なものは、ほぼ確実に公式からメールで通知がきます。
ブログ・YouTube
ブログやYouTubeは、Twitterと比べれば情報は遅いですが、ノウハウ系の情報収集に役立ちます。
たとえば、本ブログのように配達に役立つアプリの情報を発信するといったものです。
リアルタイムに役立つ情報とは限りませんが、ノウハウを蓄積すれば配達のレベルアップにつながります。
また、Twitterよりもリッチなコンテンツで情報量が豊富なのも大きな違いです。
ただし、個人による情報なのでTwitterと同様に、内容が正しいかどうかの判断が必要になります。
電子書籍
書籍も有力な情報源です。
書籍はブログやYoutubeに似ていて、リアルタイムな情報ではありませんが情報量が豊富です。
ブログなどと大きく違うのは、情報が網羅的に整理されていることです。
たとえば、「置き配のやり方」といったピンポイントな疑問を調べるならブログがよいですが、「配達パートナーの仕事の流れ」というように広い範囲のことをザクっと知りたい場合は、書籍の方がスムーズに情報が手に入ります。
ただし、基本的に本は有料なのでハズレの本を引いてしまうと、お金をムダにしたと思うかもしれません。
それが嫌なら、Amazonのサブスクリプション(読み放題)を利用すれば、ハズレを心配せずに好きなだけ読み漁ることができます。
▼配達パートナーのための確定申告の始め方
【重要】データ分析に役立つアプリ
配達スキルを上げるために、配達パートナーは常にさまざまな工夫をしています。
ここで重要なのは、その工夫して配達した結果をデータとして分析して、反省や改善につなげることです。
配達の統計情報が確認できるウーバーフリート
ウーバーフリート(Uber Fleet)です。
これは、ウーバー・テクノロジー社の公式アプリのひとつで、配達記録をデータとして解析するのに役立ちます。
たとえば、下の画面はパフォーマンス情報の画面なのですが、「1回の配達の平均報酬」などが一目でわかるようになっています。


ウーバーフリートでわかる情報
Uber Fleet で確認できる統計データはほかにもたくさんあって、以下のような項目が参照可能です。
- 1回あたりの配達報酬
- 1時間あたりの配送料金
- 1時間あたりの配達回数
- 1時間あたりの配達回数
- 1回あたりの配達の距離
- 配達時間/オンライン時間 x 100%
- リクエストのキャンセル率
統計データがわかると、自分の配達戦略の振り返り(効果測)ができるようになります。
たとえば、「ショートが多そうな店を狙ってみたけど実際の平均距離はどうだっただろうか?」「現金配達を受けるようにしたら、1時間あたりの報酬は上がったか?」といったチェックができますね。
▼Uber Fleet の使い方はこちらの記事をご覧ください。
【重要】ルート検索に役立つアプリ
配達のルートを最適化するためには、アプリを使ってルートを調べるのが効率的な方法です。
ルート検索ができるアプリにはいろいろありますが、ここでは配達パートナーがもっともよく使う2つのアプリについて紹介します。
グーグルマップ・自転車NAVITIME(ナビタイム)の特徴と使い分け
グーグルマップと自転車NAVITIMEの特徴について比較して説明します。
▼この表は右にスライドできます
有料・無料 | 自転車ルート | |
グーグルマップ | 無料 | 〇 |
自転車NAVITIME | 有料 ※ | ◎ |
左がグーグルマップ、右が自転車NAVITIMEのルート検索結果。


グーグルマップ
直感的につかいやすく、すべての機能が無料なのがよいところです。
自転車のルートも表示できますが、精度が低いために自転車で通行できない階段のルートがでてきてしまうこともあります。
そのため、自転車NAVITIMEとルートを比較するのがおすすめです。
自転車NAVITIME(ナビタイム)
自転車NAVITIME(ナビタイム)は、自転車のナビゲーションに特化したアプリです。
グーグルマップの自転車ルートに比べて、自転車NAVITIMEのほうが精度が高いと感じます。
自分が「頻繁に配達する場所までの最適ルート」を自転車NAVITIMEで表示してみて、自分のルートが最適化できているかどうかをチェックする、という使いかたがおすすめです。
▼自転車NAVITIMEの実力はこちらの記事でご確認ください。
【重要】配達エリアを攻略するためのレストラン情報アプリ
配達エリアを攻略するためには、注文需要を把握したうえで、メインで稼働するエリアや待機する場所を決める必要があります。
アプリを活用してレストラ ン情報を収集することで、客観的で根拠にもとづいた作戦を立てることができ、さらにその結果をフィードバックして改善することができます。
そこで役に立つのが、レストラン情報アプリです。
Uber Eats 加盟店マップとは?
続いてのアプリは、Uber Eats 加盟店マップです。
下の画像のように、配達エリアのどの位置にどんなレストランがあるのかをマップで見ることができます。


さらにズームアップすると、こんな感じ。ひとつひとつの店舗名がわかります。チェーン店はロゴが表示されるのでわかりやすいです。


加盟店マップの活用例
加盟レストランマップは、こんな使い方ができます。
- レストランが密集している待機場所をさがす
- 時間帯ごとに営業レストランを確認する
- チェーン店の分布を確認する
たとえば、「朝9時台に営業しているレストランが多いのはどこだろう」とか、「吉野家はこのエリアに何店舗あるだろう」といったことをマップで確認できるので、自分の立ち回りの戦略を立てる上で必要な情報をゲットできます。
▼スマホアプリ版はこちら(Androidのみ)
▼加盟レストランマップの使い方
【おもしろ】配達エリアの地形がわかる
配達に直接役に立つか分かりませんが、エリアの地形がわかるアプリもあります。
エリアの全体的な全体的な地形を把握すれば、勾配のキツイエリアを回避したり、あらたなルートが発見できることがあります。
単純にマップを見るだけでも面白いので、ぜひ触ってみてください。
地形がわかるアプリ「スーパー地形」とは?
地形がわかるアプリ「スーパー地形」です。
スーパー地形は、その名の通り地形の表示に特化したマップです。


上の画像は、横浜エリアと東京エリアのサンプルです。
マップの黄色や緑色は、その場所の高度を表しています。
つまり、色の違いがハッキリしているところは「高低差が大きい=坂が多い」ということです。
スーパー地形の活用例
配達エリアの地形や高度差がわかると、こんなことができます。
- 自転車で配達するのに適したエリアがわかる
- バイクで配達するのに適したエリアがわかる
- 高低差の少ないルートを選べる
特に自転車の場合は体力勝負なので、高低差のないルートを選ぶのは重要です。ベストなルートを選んでいるつもりでも、見直してみると案外もっと良いルートが見つかるものです。
無料で使える期間があるので、試してみることをおすすめします。
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まとめ
本記事では、フードデリバリーの配達パートナーにおすすめの神アプリをご紹介しました。
配達アプリの機能を補ったり、配達の効率をアップするのに役に立つので、ブログ管理人が自信をもってお勧めできるものばかりです。
有償のものでも無料で利用できる期間があるので、ぜひ試してみてください。
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